愛知の企画デザイン会社プラネッタ オフィシャルブログ

仕事の合間のリフレッシュに!使いやすいのはアロママスクスプレー

メッセナゴヤ2021の展示会でも香りを使ったブランド構築として、アロマの空間プロデュースをする会社が数社出展していました。

ブランディングとしてオリジナルブレンドを調合、機器とブレンドオイルを継続的に届けてくれるサービスで、ベンツやBMW、ゴルフ場やホテル、モデルルームの香りが展示されており、

アロマを仕事にしていた経験から、大変興味深く見させて頂きました。

香りと記憶の繋がりは誰もが体感した事がある経験だと思いますが、居心地が良い事で顧客の滞在時間が延びれば購入確率も上がり、スタッフのストレス軽減集中力アップは生産性の向上につながります。

風邪やインフルエンザに対しては一部のアロマオイルの抗菌・抗ウイルス作用が科学的根拠として証明されており、毎年寒くなるとティートゥリーやユーカリ・ラディアータがよく売れていました。

期待が高まる新型コロナウイルスに対しては、まだ研究が不十分であるとの事で2020/01/31に日本アロマセラピー学会では有効というのは時期尚早であるとの見解が出されましたが、この時期は風邪やインフルエンザなども流行してきますので、ウィルス予防対策ができれば安心です。

立派な業務用デュフューザーで空間プロデュースをする程ではないけど、ちょっと興味があるなと思われている方も多いのではないでしょうか?

そこで、自作マスクスプレーのご提案です。

コロナ禍前でもこの時期のマスクスプレーは風邪やインフルエンザ対策・受験シーズンも相まって大変需要がありましたが、現在はマスクをつける機会が100%。需要しかないと思います。

アロマオイルは日本では雑貨の扱いですが、ヨーロッパでは日本でいう漢方の役割を担い、医師の指導のもと治療目的で処方されます。

雑貨としては100%ピュアではない精油(アロマオイル)も売られているので、アロマセラピー目的・アロマクラフト目的で精油を購入する時は注意が必要です。私は日本アロマ環境協会(AEAJ)表示基準適合認定精油を使用しています。

使い方は、デュフューザーによる芳香・キャリアオイルで精油を体内に取り入れるアロマトリートメント・化粧品や石鹸等を自作するアロマクラフト等があります。

効能があうアロマオイルやハーブを使うのですが、口から取り入れる物や肌に直接つける物は特に注意が必要です。

日光にあたる事でシミになる可能性のある(光毒性)の精油があったり、妊婦さんや持病との兼ね合い・ペットとの兼ね合いもございます。

よりお手軽に使って頂くのに、マスクスプレー(エアフレッシュナー)は大変お勧めです。

お手軽とはいえ自作のアロマクラフトは自己責任ですので、精油選び・濃度・消毒・保管方法にご注意下さい。

目次

マスクスプレーの作り方

準備する物(30ml)

– 遮光スプレー 30mlサイズ(ガラスか、プラスチックならアルコールを入れるのに適した材質)

– 無水エタノール 3ml(直接触らないようにご注意下さい)

– 精油 3滴(1滴 0.05ml)

– 精製水 25ml

  1. スプレーボトルを無水エタノールで消毒して捨て、揮発させて下さい。
  2. スプレーボトルに無水エタノールを先に3ml入れます。
  3. 精油を3滴入れ、混ぜて下さい。
  4. 25ml精製水を入れて、よく混ぜて下さい。
  5. 冷暗所で保管・2週間以内に使い切って下さい。
  6. 使用時はよくボトルを振り、マスクの外側(肌に触れない方)に2、3回スプレーをし、
    マスクを20秒以上振ってご使用下さい。(無水エタノールを揮発させる為)

※より準備をする物が少ない方法をご案内しております。ビーカー・攪拌棒を使用される際も全て消毒の上、無水エタノールの中に精油を入れて下さい。(精油は親油性で精製水と混ざりにくい為、先にアルコールで希釈します。)(保存料を使わない為、全ての機材の消毒は煮沸消毒かアルコール消毒が必要です。)

より安心して使って頂ける初心者用の精油

まずは気軽に楽しみたい、という方は、いきなりお勉強から入るのはハードルが高いですよね。

初心者のお客様に私が必ずお勧めしていたのが次の精油です。

  • 真正ラベンダー
  • ティートゥリー

基本的には精油は高濃度ですので、絶対に直接塗布してはいけません。

大量の植物から抽出したほんの少量のエキスですので、精油は凝縮された高濃度のオイルとなります。

その為、キャリアオイル(ホホバオイル・スイートアーモンドオイル等)で希釈して使用したり、空中に散布する事で適切な濃度に薄めて利用します。

ただ、例外的にラベンダーとティートゥリーは原液を肌につける事が出来ると言われています。

お肌が弱い方は避けた方が無難ですが、こぼしてしまった・お子様が触ってしまった・濃度を間違えてしまった等を考えると、他の精油よりお勧めしやすい物になります。

加えて作用が万人受けし、精油はブレンドする事で相乗効果も得られますので2つ以上をブレンドして使って欲しいという事で、

初めての精油との事でしたらこの2本を迷わずお勧めいたします。

私は日常的に火傷や日焼けをした時はラベンダーを使います。冬はティートゥリーの抗菌・抗ウイルス作用を頼り、ブレンドして好きな香りにして使用します。お風呂に入れるにも、塩やオイルで薄めても刺激が強すぎる精油もある為、この2点は安心して使えます。

(猫ちゃんを飼ってる方はティートゥリーが猫ちゃんの体内に入らないように気をつけてください)

更に興味を持っていただけたら

お子様がいらっしゃる方は、上記の2本に加えてオレンジスイートを付け加えて3本お勧めする事もあります。

オレンジスイートは使い勝手の良い精油です。お掃除や、ラベンダーとオレンジスイートをブレンドして安眠効果を得たり、お腹の調子が悪い時も使えます。

また、オレンジスイートはこどもの精油と言われ、私は子供が小学生の時はちょっと嫌な事があってお腹が痛い、学校へ行きたくない、と言った時は、ラベンダーとブレンドしてコットンに染み込ませチャック付きのタオルに入れて持たせ、直接触らないように注意をしながら「嫌だなって思ったらこの香りを嗅ぐと心が落ち着くんだよ」と言っておまじないのように使っていました。

香りの効果と、深呼吸をする事にもなりますので、アロマ大好きな我が子には効果大でした。

ですが、精油を扱うには知識が必要で、例えば上記の2本の精油と同じように気軽にお風呂に入れてしまうと刺激が強すぎて湿疹がでる事があります。年齢による適切な濃度・その他注意点など、知識が必要です。

ネット上には沢山の情報が溢れています。

同じ物を調べても、分量が異なったり、反対の事が書いてあったりします。

精油には禁忌と呼ばれる注意事項があり、現在妊娠している・持病がある・ペットを飼っている・赤ちゃんやお子様に使用される場合は、

店頭で店員に相談をしたり、ネット上の情報ではなく本を購入して調べる事をお勧めします。(日々研究が進んでいますので、出来るだけ出版日が新しい本がお勧めです)

アイテムによって異なる使用期限は、実はメーカーによっても推奨が異なりますのでご購入される店舗で確認をされると良いと思います。

オフタイム思考ノートという事で仕事上でリフレッシュに使える物を考えたのですが、注意事項ばかりをかいてしまい、、、

つい真面目な所が出てしまいました。

注意点だけ抑えて頂ければ、とても楽しい世界ですのでぜひお気軽に初めて頂きたいです。

Author

WEBディレクター

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